サラリーマンやOLの副業とはいえ面接におけるポイントは一般的に言われていることとほとんど変わりません。身だしなみや言葉遣いなどがチェックされるのは当然で、その意味ではまず社会人としての最低限のマナーが求められると言えるでしょう。
ただ、副業ならではのポイントもあり、ここを抑えているかどうかで採用率は大きく変わるでしょう。
掛け持ちバイトの面接で聞かれる内容は?
まず、かなりの確率でなぜ副業を始めようと思ったのかを聞かれます。この際は正直に理由を話してしまってかまいません。副業をするということは今の収入では足りず、さらに収入を増やしたいと考えているはずです。
なぜ収入が足りないのかを知ってもらうことは大切です。
不景気のせいで給料が減ってしまった、子供が生まれて生活費にかかるお金が増えた、など理由はさまざまですがなんらかの理由でお金が必要なんだと伝えるのは悪いことではありません。
本業も一生懸命やっているがそれだけではどうしても足りず、副業を始めようと考えた、こう話すのがいいでしょう。
副業と本業に優劣がないことをPRすべきです
また、本業も副業も同じように考えていることをアピールしましょう。相手企業の立場になればわかりやすいのですが、副業はあくまでも副業と考えている人はやる気があまり感じられません。
すぐにやめてしまうのでは、バイトを軽く考えているのではないか、そんなふうに受け止められてしまう可能性がありますので、副業とは言えそれをあまり表に出すのではなく本業と同じ1つの仕事として捉えていることをアピールしましょう。
本業を優先しなければならないのは仕方ないことですが、副業も全力で取り組む気持ちがあることを伝えるわけです。
その意味では面接時、副業という言葉は極力使わないようにした方がいいかもしれません。
使うにしてもやる気があることをフォローとして入れておきましょう。
面接は基本スーツで!私服は辞めましょう
服装についてですがやはりスーツを着ていくのがおすすめです。職種によっては普段着で行ってしまってもいいケースもありますが、やる気や社会人としてのマナーをアピールするならスーツが最適です。
事前に服装を指定されている場合は別ですが、特に指定がない時はスーツを着ると考えておきましょう。
細かい部分ではありますが面接官はこうした部分もしっかりチェックしています。
最後に、面接はやはりしっかりとした受け答えがなんといっても重要です。
聞かれたことにははっきり答え、その中で自分のやる気を面接官にアピールしていけば本業があっても採用される確率はぐっと高くなります。