30代前半の主婦です。今は家庭の事情で専業主婦ですが、結婚前はライターやウエディングプランナーなどをしていました。私が経験した副業バイトはクリスマスのイベントスタッフで時給は1200円でした。
その時住んでいた地域のガス会社さんの利用者感謝イベントを2日間だけバイトとして手伝いました。
当時は正社員としてライターをしていたのですが、知り合いの伝手で声を掛けてもらいました。勤めていた会社公認でしたが、給料が当日日払いだったためかお咎めなしでした。
スタッフがとにかく少なく、さらに女性が私ともう1人だけだったので、イベント当日の催し物のほとんどを手伝うことになりました。
わたあめを作ったり、よく分からないクマのキャラクターの着ぐるみに入ったり、無料振る舞いのシチューを温めたり、来場者に案内をしたり、ワークショップの運営補助をしたり、会場アナウンスをしたりなどなど…
当日バイト先に行くまで詳しい仕事内容は知らされていませんでした。ただちょっとクリスマスのイベントを手伝ってくれたらいいから、と言われて、土日はどうせ暇だしなと軽い気持ちで了解しました。
また当時勤めていた会社があまり給与が良くなかったので、雀の涙程度でも臨時収入が欲しかったというのもあります。
準備から撤収まで働いたのと、最終的によく働いたからと少しイロをつけてもらえたので、2日で1万5000円程度の収入になりました。ありがたかったです。
また、昼食は弁当が出ましたし、来場者にふるまったシチューの残りなどをもらえたりしたのでその土日は食費がまったく掛かりませんでした。それは非常にラッキーでした。
当日いろいろな仕事を手伝いましたが、学生時代のアルバイトや転職前の経験を生かすことができる場面が多かったです。
自分としても短期バイトとはいえ2日間かなりのやりがいを感じましたし、実際にイベント運営の役に立て、企画したガス会社さんから感謝してもらえたことがとても嬉しかったです。
社会人をしながら副業バイトをする人へのアドバイス
クリスマスイベントスタッフの副業をしてみてキツかったのは、会場設営など体力が必要になる仕事が多かったこと、そしてほとんど休む間もなく2日間動き続けたのに次の日からは本業で普通に働かなくてはならなかったことです。
楽しかったのは普段本業をしていて出会わない人と話すことができたこと、今まで自分の培ったスキルが偶然とはいえ生かすことができたことです。
私の場合は自分で探してきたのではなく声を掛けてもらったのでまた違うかもしれません。
ですが、社会人として本業を持ちながら副業で稼ぐときには、まったくの新しい分野に飛び込むよりもアルバイトで経験したことがある分野や得意なことを生かせる分野にした方が良いと思います。
まったく知らないことをするのは楽しいですがとても疲れますし、慣れるまで時間もかかり、場合によっては勤務時間外でも練習や勉強が必要になります。本業ならともかく副業でそうなると、いよいよ時間が足りなくなってしまいかねません。
自分がある程度出来る分野であれば、副業にもすぐに慣れることができ、副業ライフも順調に送ることが出来るのではないでしょうか。
また、慣れていたり自信のある分野だと、自分が自信を持って働くことが出来る分、気持ちに余裕ができます。
そうすれば副業を楽しむことができるのではないでしょうか。合わせてよっぽど体力に自信のある人で無い限り、体力勝負の副業は避けた方が無難なのではないかなと思います。
疲れた状態で本業にいかなければならないのはとてもしんどかったです。
また、会社の就業規則で明確に副業が禁止されているのであれば副業は諦めた方が正解です。副業のせいで本職を失うことになったら本末転倒です。本職がワープワのような給与なのに副業禁止というなら副業をするより先に転職活動をするのがいいかと思います。
副業をするのはお金のためでも、する以上は少しでも楽しく有意義な体験にすることが出来ればいいですよね。