山崎パン工場で餅並べの単発バイトを派遣OLがやって見た結果・・・・

関西在住の29歳、女性です。普段は事務作業をする派遣OLです、仕事が思わしくないときや閑散期などにちょこちょこ短期バイトを探してきては働いています。

山崎製パンの工場での年末短期バイトでした。

期間は4日間で就業時間は9:00~19:00とやや長めの勤務時間でした。仕事内容は簡単にいうと分割機から落ちてくるお餅を箱の中に決められた数を並べるだけの単純作業です。

時給は割と高くて1000円越え、かなり稼げるバイトだと思います。

派遣OLをしながら山崎パンでバイトをしてみた。

1日目の最初の1時間はいろいろな説明から始まりました。ロッカーの使い方や作業服の身に着け方、食堂の利用方法などを教わります。

食品工場なので作業着の着方を特に丁寧に説明されました。帽子のかぶり方が難しく2日目、3日目と経ってもなかなかスムーズには被れませんでした。

そして作業に入るまでにたくさんのチェックと衛生があります。

まずエアシャワーを全身にかけて作業服に付着している埃を取り除き、コロコロローラーでさらにごみを取り、手を洗います。社員に手荒れのチェックを受け、手をアルコールの入ったバケツに浸します。

そして手袋とマスクををつけようやく作業に入ります。

作業は1台の分割機に対して4人のグループを組んで行います。3人でお餅が落ちてくる回転台を囲むようにして立ち、もう一人がお餅の入った箱を運んだり、お餅がいっぱいになれば空の箱をセットしたりします。

機械から落ちてくるもちをひたすら拾っては並べる単純作業です。長時間ほぼ同じ作業なのですが飽きてしまうのを防止するため4人の場所をローテーションしていきます。

ただもちを拾う役割は3人一緒なのでローテーションしてもそんなに変わりません。お餅が落ちてくるペースも無理のないペースでたんたんと落ちてくるのでそんなにスピードに追われることもありません。

ひたすら単調です。お餅はなくなりそうになるとどんどん機械に入れられます。基本途切れません。

 

調子の悪い分割機はたまにもちが詰まって止まります。やたら固いもちやサイズがおかしいもちは拾う人が選別してはねます。そうして決められた数のもちを時間いっぱいまで箱に並べ続ける作業です。

餅ならべバイトのきついところと楽しいところ

きついところはひたすら作業が単調だということです。単調作業がこんなにも辛いとは思っていませんでした。まず全然時間が経ちません。見ている景色も落ちてくるもちと回る回転台だけなので気分が変わりません。

 

そして長時間勤務なのが辛かったです。昼休憩が12時~13時なので午前中はいいのですが13時~19時までの午後からがとにかく長いです。

1日目は6時間も立ちっぱなしで水も飲めなかったので気分が悪くなった人が数人出ました。そのせいか2日目からは15時くらいに10分ほど休憩をくれるようになりました。

工場内はなぜか少し暑く、そしてマスクのせいでわりと喉が渇くので水分をとれるチャンスがないのが辛かったです。それと回転台をずっと見ていると眠くなります。

もちを拾いながら半分寝ていた時間もありました。帰るころには足の疲労がすごく、足が棒とはこのことかと思うくらいでした。単準作業は苦にならない方でしたがあまりにも単調すぎて辛かったです。

どうせならもっとどんどん拾うお餅があって忙しい方がよかったです。

楽しかったところは正直少なかったですが、お昼に菓子パン食べ放題なのと後半の10分休憩で冷たいシュークリームをいただけたことです。

自分の本職はパン屋なので山崎製パンの工場を一部見られたのも楽しかったです。社会人しながら稼ぐコツは働き方によると思いますが私の場合は単発のバイトを狙って働いています。

単発バイトの選び方のポイントは交通費が出ることと時給です。

交通費が出て時給が950円以上なら遠方でも働きます。

特に交通費が出ないと時給がよくても給料があまり残らず、時給に換算すると散々ということがあったので交通費が支給されない単発のバイトはしないことにしています。

単発のバイトはなかなか見つけにくいのでネットで探す場合は複数のサイトに登録しておくことが重要です。

特に本職が休みの時にスムーズに仕事ができるように普段から仕事を探しておくことが大切だと思います。