37歳、妻と息子が2人の4人暮らしをしている社会人です。今回私がレストランの副業バイトに応募した経緯と、面接で聞かれたことをお話しします。
結構多くの方は、なんでわざわざ仕事後にもう一つ別の仕事をするんだ?って不思議に思っている人もいると思います。
子供が生まれる前の事になりますが夜間居酒屋で社員をしていました。平日は若干営業時間が短いのでランチのみならと思いファミレスを受けました。
ファミレスの副業バイトの志望動機に書いたことは?
履歴書には自分のうちから就業先(自分のお店)までの通勤途中にある事で通いやすいという事と飲食をしているので居酒屋とファミレスという業態の違いはあるもののサービス業という本質は同じなので即戦力になれるのではないかという事を記入しました。
妻は当時学生で(看護師をしていたが途中に助産師を目指し始め学校に通い始めていた)自分は子供ができた事を伝えられたとき貯金などはほとんど無い状態だったので少しでもお金を稼がなくてはならないと考えておりました。
居酒屋では店長職でもちろん正社員ではありましたが会社も本腰を入れた業態ではなかったため給料もそれほど高くもなく、ボーナス等もありませんでした。長く飲食の業界にいたので普段はもちろん面接をする側でした。飲食業は特に都内や繁華街などでは常に人材不足に悩まされます。
そのことを充分に理解していましたのでよほどのマイナス要素がない限りは不採用という事はないかと思います。
(なんらかの理由があって高待遇な条件を提示出来るようなお店ではなければ)ですので最低限必要な部分をお互いにフォロー出来るという事をアピール出来るかどうかがもっとも重要です。平日2.3日勤務希望でしたが面接の時に祝日に関してはランチのみ働く事を条件として採用されました。
ファミレスの副業バイトの面接で聞かれたこと
交通費や、シフトの希望、本業との両立の可否を重点的に聞かれました。副業を副業に位置付けする為には、本業が疎かにならないことは大前提になって来ます。本業ではどの様なポジションでどの様な時間帯で働いているかを話しました。
自分の場合は居酒屋が17時オープンの2時閉店のお店だったので比較的楽に時間を(昼間の時間に関しては)作ることができる事を話しました。ファミレスは基本的には大きな会社が運営していることが多いため飲食業とはいえある程度の雇用に関する法律等遵守しなければならないという考えはあります。
一方で母体の小さな会社や全く違う業界が親会社である企業は飲食業はあたり前に長時間勤務(残業代等はもちろんなし)休み無し(休日手当などはもちろんなし)という事に対して大きな問題意識はありません。最近でこそ時間外、サービス残業に対しての問題が注目される様にはなりましたが・・・。
また交通費等手当に対しての話もされました。個人的には通勤途中だったので交通費は無しでという形でも良かったのですが支払いますので距離を測って下さい。と言われました。
通勤はバイクだったため測定のため後日一度往復しました。保険関係についても聞かれました。
時間数によって社会保険への加入は義務付けられます。自分は時間数的に問題なかった為本業の方の社会保険のみで対応が出来ました。サービス業、飲食業というのは店舗によってシフトぐみをしますがその周期の話もしました。
社会人が副業バイトをする上での心構えと履歴書のコツ
本業が疎かにならないことが大前提であるという事から外れてはいけません。
単純に給料だけでなく、交通費、社会保険等の福利厚生は重要だと覚えていた方が良いと思います。その上でお金が足りなかったり趣味が副業になったという方もおらっしゃるかと思います。
どちらにしても副業先にはあくまでも私には本業がありあなたは副業という事を伝えておいたほうが絶対良いです。履歴書にもその事を記入します。
その上で何故副業をしたいのかという事を伝えます。給料的にはあといくら稼ぎたいとか、単純にこの仕事をする事が好きなんだけども週一くらいで良いと思っているなど素直に伝えた方が良いでしょう。
ただ副業先には副業先の事情がありますのでその事情をほんのすこしでもくんであげることが大切です。お互いに譲れる部分がない場合は諦めましょう。御縁がなかったのです。自分は仕事と恋愛は似ていると考えています。
仕事においても一方的な思いは通じません。働きたい、働いて欲しいというお互いの思いが重なって始めて雇用に繋がります。この事は本業も副業も同じでお金を払う価値があるから働いて欲しいと思うのです。技術屋知識経験があるならばその事を伝えるべきでしょう。
やはり第1印象が9割なのでひとを採用するかどうかは色々話さないとわかりませんが採用したいかどうかは10秒以内に決まっています。
どうせなら採用したいと思ってもらえるひとの方が良いに決まっています。人に好かれる第1歩は相手を好きになる事です。副業先の会社や担当者を好きになっていけるとうまくいくかもしれませんね。