はじめまして!32歳会社員です。6歳と4歳の男の子の父親でもあります。現在勤めている会社は一部上場企業の非鉄金属を製造している会社です。一部上場らしからぬ給料ですので、副業を始めました。
この1回10000円(日払い制)のバイトなのですが、人生で一番不思議な経験だったので、語ろうと思います。
フットサルの審判は普通だと思っていたら大違いだった
一言で言えばフットサルの審判なので特別珍しいアルバイトではないかもしれません。何が珍しいのかと言うと、プレーしている方々がヤ〇ザということです。
私が学生時代、サッカー部に所属しており、母校のOBの先輩の代わりに審判を頼まれたのがきっかけです。ですので会社名などは特にないと言いますか、先輩の代わりに参加していたので分かりません。先輩から手渡しでアルバイト代をいただいていました。
日中は勤めている会社で過ごし、定時の17時以降に行われる試合に駆けつけて審判を行っていました。サッカーと違い、二名体制でフィールドには立たず、ラインズマンとして試合に参加します。
一試合の時間はサッカーと違い短く、10分ハーフで試合を行っていました。ナイターですので日差しはありませんが、夏場は非常に蒸し暑かったのを覚えています。
もちろん冬の夜は寒く、プレーヤーではないのでそこまで体も温まりませんでした。試合数は1回の勤務で4試合くらい担当していました。
試合のある日が決まっていましたので、毎週火、水、木に参加していました。公式試合ではなく仲間内で集まっている人た達の試合でしたので、審判のライセンスもいらないですし、サッカー経験者であればどなたでもできるアルバイトだと思います。
毎回5チームくらいが参加して、トーナメント方式で争います。
一般的な審判と違い、嫌な雰囲気で審判をしなければいけない理由が、先ほど説明した通りプレーヤーが一般の方ではない、ヤ〇ザだったというところです。
公式戦のぴりっとした雰囲気とはまた違う、とても嫌な意味での張り詰めた空気が流れていました。本人たちはとても楽しんでいるようですが、こちらは毎回緊張感がありました。
フットサルの審判は相手次第だとつくづく思った
仕事内容自体はフットサルの審判なので、技術面で言えば、サッカー経験者であれば楽な仕事です。サゥカーのようにフィールドを駆け回り45分ハーフの90分間走り続けるより体力的にも楽です。
楽しかったところは学生時代から好きでやってきたサッカー(フットサル)の審判をしながらお金を貰えることです。趣味感覚で、好きなことをやりながお金を貰えるということなので、働いている感覚はあまりありませんでした。
現役時代、散々他のチームの試合や先輩、後輩の試合の審判をしてきた訳ですから、それよりも楽なフットサルの審判で稼げるのは最高の副業でした。
ただし、楽しいことと同じくらい大変だったのが、ヤ〇ザさんの試合をみなければいけないということです。楽しんでやっていますが、勝負事ですのでもちろん白熱していきます。
そこでタッチラインを超えたか、超えていないか、ファールがある、ないなど、とにかく審判への抗議がきつかったです。どっちに転んでもヤ〇ザなので、非常に困りました。
大体、大物ヤ〇ザさんが仲裁に入ってくれるので助かっていましたが、とにかく早く試合が終わらないか、時計ばかり見ていたことを鮮明に覚えています。
ほんの少しだけ良かったことと言えば、たまにジュースやお小遣いをくれたことです。正直、お小遣いが賄賂のように感じてあまり素直に喜べませんでした。
やっぱり社会人の副業は趣味程度で楽しもう!
審判のアルバイトを経験していた時期は3ヵ月ほどです。急に先輩から試合をしなくなったとのことで、行かなくなってしまいました。
相手が相手だけに何かあったのでしょうか、理由は教えてくれませんでした。社会人の副業のコツとしては、気長に続けられる仕事が良いと思います。
仕事で疲れ、副業で疲れては元も子もありません。副業のほうはいつでも辞めてやるという気持ちで、趣味感覚でやることをおすすめします。
また、副業を禁止されている会社では、ばれないように働く地域を変えたり、在宅で働ける求人が長続きの秘訣です!!