31歳男性、現在の仕事は看護師です。病院勤務の傍ら派遣看護師もやっています。スキルアップと小遣い稼ぎが目的です。
意外とこの仕事は給料が低いので副業バイトをさらにして月に５万円ほど給料に上乗せしています。
健康診断での身体計測業務は副業でも稼ぎやすい
企業には年一回の健康診断の義務が課せられています。これは労働安全衛生法に基づくもので実施しなければ企業が罰せられます。世の中には健康診断を専門に実施している企業というものがいくつも存在し私も”派遣”という形で同行させていただくことも多いです。
私は看護師という形態で色々な健診専門の企業と同行させていただいています。また、病院が健診の部門を設けて実施しているところもあるようです。
これら健診会社が向かう先は一般企業、地方公共団体、市町村、学校など行き先は様々で対象とする人数も数人～千名以上と多岐にわたります。
私は特に一般企業へ派遣されることが多いです。現在も継続中です。まず現場へは何台かの社用車に分乗して向かいます。（この中には大型バス・トラックタイプの健診車も含まれます。）
会場に到着すると予め決められた役割に沿って健診に必要な機材の準備を行います。私の場合は看護師として現場に入るため血圧測定や採血の役割を充てがわれることが多いです。
また身体計測や視力検査を行うこともあります。定刻までに準備を整えなければなりません。多くの場合、会場前では定刻前から健診の順番待ちで長蛇の列が形成されています。
開始と同時に健診を受ける人がたくさん押し寄せるため測定後、問診票に素早くデータを書き込み、次から次へと人を捌いていく必要があります。
また、測定の動作自体も素早さが求められます。
被検者の方に無駄なく測定に必要な体勢になってもらうように指示を出さなければなりません。
また測定には基準値という物が設定されているため基準から逸脱している場合は2回3回と再検をする必要があります。ですから機械の不調などはそれだけで時間をロスする原因にもなりえます。
身体計測業務のメリットとデメリット
まずこのお仕事は資格がないとできません。この仕事のために必要な資格は”医師””看護師””放射線技師””臨床検査技師”などいずれか一つの資格が必要です。まずこれらの資格を得るために多大な労力と時間、金銭が必要なのは言うまでもありません。
保有している資格に応じて役割が変わります。（ただし、無資格の方に充てがわれる役割もあります）
私は派遣ですので現地集合、現地解散というパターンが多いのですが最寄りの駅までが遠い場合、到着してみたら”ここはどこ””どうやって帰ろうか”という点は毎回悩まされました。
もちろんタクシー代は後日支給されます。また、健診実施中はお客様対応を迫られるので一般的な敬語や失礼のない態度で接することは非常に重要です。（医療関係者が苦手とする部分ではないでしょうか）
私自身言葉遣いや態度で指摘を受けたことはありませんが過去にはそういった点で指摘を受けたこともあったみたいです。
私も気をつけていることですが時々字が汚くなることがあり読めない数字をデータとして記入してしまい怒られたこともありました。
字が汚くなったときは忙しい状況でしたがこんな時はあえてマイペースで行うことも必要だと思います。
測定に必要な基準値を覚えるのはさほど苦労しないとは思いますが基準を逸脱する要因についてはいくつもありますので勉強も必要です。
最近では外国人労働者も増えてきましたので健康診断の応対に英語が必要な時もあります。
英語が苦手な人は苦痛だと思われます。しかし、英語や外国人が好きな人にとってはこれは楽しいことかもしれません。私の場合は後者でした。
この仕事で最大のメリットと感じることは”毎回職場が違う”ということです。職場は一般企業の一室を借り切ってそこを会場としています。
また同行するメンバーも毎回違うため毎回新鮮な気持ちで職務に望むことができます。休憩時間も長い傾向にあり、その間の移動も長距離となればちょっとした旅行気分を味わうことができます。
また、長距離移動後の宿泊を伴う健診業務も存在します。最初の頃は緊張しますが慣れれば楽しいことが多いバイトなのでお小遣い稼ぎには最適だと思います。
