自分は43歳の男性で、翻訳を仕事としています。主にインターネットによってクライアントとのやり取りを行っているために、自宅で仕事を行うことも多々あります。そのためインターネットを介して行える副業であれば、本業との両立が可能であると考えていました。
自分と同じように自宅でできる副業バイトであれば通勤の必要はなく、すぐに仕事に取り組むことができるために問題ないと思っていたものの、想像以上の量の仕事が依頼されたために締切期限内に終了できるかどうか、不安になったことはありませんか?
私はランサーズで致命的なミスをしたので、そうならないようにアドバイスを書いておきます。とくにプロジェクト方式で高額報酬を狙っている方は気を付けてください。
ランサーズではキャンセルが致命的!スケジュール調整に気を付けよう!
実は自分も想像していた以上の仕事量に圧倒されてしまい、採用後に「キャンセルさせてください」と申し出たことがありました。
自分が行う予定であったランサーズプロジェクトの案件は、SEO対策をサポートするというものでした。そのため早急な仕事が求められていたようです。先に仕事内容に関する説明がきちんとなされていたにも関わらず、それをしっかりと理解していなかった自分のミスでした。
それでも幸いなことに、先方は自分のキャンセル依頼に快く応じてくれました。
しかし失った信用は取り戻すことができませんでした。この一見以来、この会社から自分に仕事が依頼されることはありませんでした。やはり仕事を行う以上、自分の発言には責任を持つべきだということを思い知りました。
まず自分が想像していた以上の仕事が依頼されたために、副業と本業との両立ができないことは明らかでした。このような状況に陥ったのは、それほどたくさんの仕事を任されることはないだろうという勝手に予測していたからです。
副業を始める前には予測ではなく、どれほどの仕事を行わななければならないのかをしっかりと理解しておく必要があったと思います。
また自分の本業である翻訳の仕事はクライアントの都合に大きく左右されます。非常に忙しくなることもあれば、暇になることもあります。
また海外からのクライアントが仕事を依頼してくる場合、時差の関係で深夜に仕事をしなければならないこともあります。副業を始めようと思った時期は普段であればそれほど忙しくない時期です。
しかしこのときはそれなりに仕事が入ってきたために、副業に費やす時間が十分なものではなくなってしまったのです。
副業をキャンセルしたとき、会社には自分の状況を説明し、お詫びの言葉を述べました。
結果的にキャンセイルの申し入れは受け入れられたわけですが、仕事を行う前に自分には本業があることをしっかりと述べていれば問題は生じなかったのかもしれません。
本業があることを述べると採用されないのではないかという気持ちが働いてしまい、その点について触れなかったのは大きなミスでした。
今回の副業の申し込みはインターネットを介して行いました。
自分の仕事量はプロフィールにきちんと記載しておこう!
書き込んだ申し込みフォームを会社側がどの程度目を通してくれたかは定かではありません。
しかしこの時点で申し込みフォームに自分の状況を詳しく記入し、どの程度の仕事を行えるかということをきちんと記していれば問題は生じなかったと思います。
結果的に採用されたものの、仕事量の多さに圧倒されてキャンセルすることで多くの人に迷惑をかけてしまいました。
このような状況を考えると、やはり本業に関する情報を含め、自分の状況を詳しく説明しておくことは非常に重要であると感じました。
プロジェクトは料金が高額だけに、一度悪評が付くと大変です。
ランサーズのライターは受注量に気を付けること
ランサーズを利用して行う副業の場合、インターネット環境が整っているところであればいつでもどこでも仕事が行えるというメリットがあります。
先にも述べたように、このような状況は通勤時間に左右されることがないために仕事に打ち込むことができます。それでも仕事をこなせる量は限られています。
この点をしっかりと理解せず、漠然と「インターネットでの副業だからたくさん働ける」と思っているのであれば、自分と同じようなミスを犯してしまうでしょう。そのためまずはの案件をしっかりと理解しておくべきです。
今回の件のようにあまり自分でもなじみがないSEO対策などに申し込むと、後で痛い目を見ます。
求められている仕事が得意分野であれば、仕事効率が高くなるために素人よりも多くの仕事をこなすことができるかもしれません。
しかしそうでない場合、想像以上に時間がかかってしまうことがあります。
そのため仕事内容や専門用語をざっくりと理解するだけではなく、自分がこの仕事を行ったらどれくらいの時間を必要とするだろうかと自問することができます。
また頭の中で仕事を行っている様子を思い浮かべ、シュミレーションしてみるのもお勧めです。
しかしどんなに考慮しても、自分では判断しきれない状況に陥ることもあるかもしれません。このような場合は副業を依頼している会社に判断をゆだねることが最善でしょう。
つまり上記でも触れたように、自分の状況を正直に説明するのです。本業の就業時間や副業に費やせる時間を述べ、自分の能力の範囲内で行える仕事であるかどうかを尋ねるのです。
もちろん書類選考の時点で不採用となる可能性もありますが、採用された後に「やっぱりできません」と言うような状況は確実に避けることができます。
もちろんエキストラマネーを稼ぎたいという強い気持ちから、どうにかして採用されたいと感じることもあるでしょう。しかし仕事を行う以上、様々な責任が伴うことを心に留めておく必要があります。
少し冷静になるだけでも自分に合ったふさわしい副業を見つけやすくなりますので、この点も理解しておくべきです。