現在は37歳。地道に子育てしながら主婦をしています。仕事は時間ができた時に短期のアルバイトをする程度で、きちんと社会復帰を果たせてはいません。でも、人並みに幸せです!
錦糸町のクラブでなんちゃってホステスの副業バイトで、時給1500円~2000円です。月収にすると7~10万円くらい稼げます。仕事しながらやるには給料にこれくらい上乗せできれば十分ですよね?
実際に錦糸町のホステスのバイト内容はこんな感じ
錦糸町駅から徒歩10分ほどになるクラブでホステスの真似事をしていました。
その当時は物欲の塊だったので、とにかく昼間の仕事の収入では不足していたからです。
お店の名前は忘れてしまいましたが、ママの名前でした。
店内は狭く、10人くらい座れる席が2つ。
訪れるお客さんの組み合わせで席を分離したりして、都合する感じの気取りのないクラブ(?)でした。
お客さんが入店するとママが「○○ちゃん、おしぼりね」と言うので、それが「席についてね」の意味で、その流れで席に着きます。
一応、お酒のお伺いをしますが誰もが「1時間2千円コース」を頼むので、ビールを頼まれることもなければ、ウーロン茶さえ出てこないお店でした。
みなさん、判を押したようにウイスキーの水割りです。
私たちはウーロン茶かウイスキーの水割りを飲んでいいことになっています。
OLがホステスのバイトにハマったきっかけはお酒が飲めること
実は、ここのクラブの仕事はアルバイトの求人雑誌で「夜のお仕事」と募集していたので応募したことがきっかけで働き始めました。
その条件に「好きなだけ飲んでもいいですよ」と書いてあったので、応募しました。
お酒が大好きだったのですが、自腹で飲むとお金が続かない。
ならばタダ酒を飲んで稼ごうと目論んだのです。
最初は思いっきり飲みましたが、ウイスキーの水割りってあまり美味しくないです。
プラス、次の日は昼間の仕事があるので飲み過ぎて辛くなること数回。
最後はもっぱらウーロン茶で過ごしました。
何故か中国系の女性がたくさん働いていて、仲良くなって楽しかったのです。
でもチャイニーズをウリにしたお店ではありません。
お酒を作っておしゃべりをして。
煙草を吸う人に火をつけてあげて、トイレに立ったらおしぼりを持ってトイレの出口でお出迎え。
カラオケのお相手。時間がきたら、お知らせ。
ドラマに出てくるようなご指名とか同伴とは無縁のお店でした。
ど素人のOLでもスナックでのホステスバイトは簡単だった
売上げノルマとかは一切なかったので、ど素人の私にも務まりました。
ただ、私はカラオケの楽しさを一切理解できない人。
だから「歌おう!」と誘われるのが本当に嫌でした。
それだったら、酔っぱらったオジサンとチークダンスに誘われる方がマシなくらいです。
しかも、デュエットで目と目を合わせてニッコリを求められる時が嫌。
2人でマイクを持っている時には即席カップルのように振る舞わなくてはならないのが嫌で、「歌が下手なんですよ~」と思いっきり逃げ回っていました。
一緒に働く中国人の人達は、みんな上手。だから「私が歌ってあげる」と何度も助けてもらいました。
次の日が休みの時には彼女たちと一緒に飲みに行ったりして遊んだのが思い出です。
私の場合は自由出勤で、「働けるときに来てください」という、あまり戦力としても期待されていない2軍か3軍扱いだったので気楽でした。
スナックは洋服代がでるのかどうかが割と重要
だいたい、火、木、金に4時間くらいずつ働いて、金曜日だけはもう少し延長して働くこともありました。このくらいの方が、体力も続くし稼ぎやすいです。ただ、ここは洋服が自前だったのが難点で、バイト代の中からいくらかは洋服代に消えてしまいました。
お客さんが入る前に業者さんが来て、衣装になるようなワンピースやスーツをセールスするのですが、どうみても堅気が着るような色やデザインではないんです。
でも、中国の人達はバンバン買って、みんなツケにしていました。
私は「これ、会社には着ていけないよね」と買えずじまい。いつもフリフリブラウスにタイトスカートで出勤していました。
要は、昼間の格好からジャケットを脱いだだけという色気のなさ。
それでもママには文句を言われなかったので、いっさい期待されなかったことがよーくわかります。
お給料が現金払いで、もらった時は銀行振り込みの昼間の会社よりも数倍は嬉しかったのも思い出ですね。
そして、副業バイトで肝心なこと。
それは社会人は寝不足になって疲れが溜まるほどの副業バイトは手を出してはいけません。
少なからず、好きなことで多少は疲れても寝不足になっても頑張れるくらいの気概がないと辛すぎますから。あくまでも副業であることを肝に銘じて、セーブしながら楽しみつつ稼ぐのが長く続く秘訣です。